最新ブログ 韓国の大邱(テグ)は食に美容に遊園地と楽しめる観光地。ティーウェイ航空で遊びに行こう


食物アレルギーは小さい頃にアレルゲン食品を食べさせれば予防できる?家庭での実践はまだ早い

食品アレルギー、例えば卵アレルギーは小さい頃(離乳早期)に卵を食べさせると予防できるという研究結果を国立成育医療研究センターが発表しています。しかしこれを家庭で即実践するのは危険です。

広告


2017年のホットでお得な格安SIM。節約に

お父さんやお母さん、子供のスマホ選びに。


小さい頃に卵を食べさせる事で卵アレルギーを予防。家庭での実践は危険

少し前になりますが、NHKが「ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制」というニュースを流していました。Webでも記事が出ていたのですが現在は消えています。

ニュース自体は間違いではなくきちんと研究が行われた結果であり、研究機関からのリリースも出ています。しかしNHKのニュースではメリットばかりを解説していました。

「ゆで卵を少量ずつ食べる」というニュースのタイトルだけ見るといかにもお手軽な印象を受けますが、これは家庭で気軽に実践するにはまだ早いと思います。

国立成育医療研究センターアレルギー科の大矢幸弘医長、夏目統(おさむ)医員(現・浜松医科大学小児科)、同研究所、徳島大学らのグループは、生後6ヶ月より固ゆで卵を少量ずつ摂取させることにより、子どもの食物アレルギーの中で最も頻度の高い鶏卵アレルギー(わが国では医師の指示で3歳児の5.8%が鶏卵摂取を制限)を8割予防できることをランダム化比較試験(補足説明1)で実証しました。

離乳期早期の鶏卵摂取は鶏卵アレルギー発症を予防することを発見

 

アレルゲン免疫療法を食品アレルギーで離乳早期から試した結果

要は「アレルゲン(原因物質)を少量摂取して身体を慣れさせる」的な話で、これを注射や経口摂取する療法はアレルゲン免疫療法と呼ばれています。

ただこれはスギ花粉やダニなどに対して行われているものであり、食品アレルギーに対しては行われていなかったようです。それを離乳早期から試したのが上記の実験という事ですね。

日本アレルギー学会および日本アレルギー学会アレルゲンと免疫療法専門部会の見解では、
現在一般的な疾患:花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、ハチ毒アレルギー
研究中:食物アレルギー
適応拡大の可能性があるもの:食物アレルギーも含め一部のアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、薬剤アレルギーなど

アレルゲン免疫療法

 

あくまで予防であり、厳密な試験による結果

経緯や結果を噛み砕いて説明するとこんな感じ。

・アメリカやイギリスではピーナッツバターをよく食べる
・乳児に食べさせるわけではないけど家庭内のピーナッツ成分が慢性的に高濃度
・乳児期からピーナッツを食べさせるイスラエルは米英と比べてビーナッツアレルギーが少ない
・離乳早期にアレルギーをおこしやすい食品を食べさせると食物アレルギーを予防できるかもしれないという仮説
・以前ピーナッツで試したら有効性が認められた
・今回は卵で試したらこれもうまくいった(今回の発表)

 
イスラエルの話は「補足説明2.二重暴露仮説」に書いてある通り、経口摂取では耐性が得られるのに対しアメリカやイギリスのように皮膚から取り込むと炎症を促進するという事だと理解しました。

全文は国立成育医療研究センターの発表を読んで欲しいのですが、記事トップや途中に以下のような表現があります。

※実際の鶏卵摂取については専門医の指導を仰いでください

*すでに鶏卵アレルギーと診断されている乳児の鶏卵摂取の可否、及び予防を目的とした実際の鶏卵摂取については、専門医の指導を仰いでください。また、卵の加熱が不十分だと抗原性が高くなり危険です。自分で調整することは危険なので、必ずアレルギー専門医に相談してください。

 
NHKのニュースにはこうした注釈がありませんでした。有効性は認められたようですが、研究では卵を与える量から調理法(加熱して粉末化)まで長いスパンで厳密に守った結果です。

卵を与える段階ですでにアレルギーを発症していたら殺人にもなりかねません。先日も千葉県でアレルギーの5歳児に牛乳を飲ませアナフィラキシーショックを起こさせた件で親が逮捕されています。

広告

 

医療情報は命に関わります。専門家に任せましょう

もちろん当事者である方々は藁にもすがりたい気持ちでしょうし、有用性が認められた手法ならいち早く試したいはずです。しかし試験で使われた方法がそのまま家庭で実践はできません。

とても未来のある明るい話題だと思いますが、ノウハウがパッケージ化されて一般的になるまでは焦らずに待っている方がいいと思います。またそうなったとしても、最低でも信頼できるお医者さんに相談しましょう。

医療や栄養の情報は民間療法みたいなものも多いです。しかしきちんとしたエビデンスがあるものはほとんどなく大体が否定されていっています。昔はハチに刺されたらおしっこをかけるとかよく聞きましたが。

昔からの経験則がおばあちゃんの知恵袋となり後に科学的に実証される事もあるかと思いますが、そうでないものを盲信するのはリスクでしかありません。アレルギーというトピックは特に大きな問題。

WHOが抗ガン剤を全面禁止?Facebookでシェアする情報には気を配りましょうでも少し書きましたが、民間で有効とされながら科学的に実証されない事象なんて極めて少ないと思いますよ。

民間療法や家庭での安易な医療行為はリスクが高いと知っておきましょう。人体実験と一緒です。数年後に「乳児には積極的に卵を食べさせてアレルギーを予防しよう!」みたいな記事が出ない事を祈ります。

最近はWELQの低品質な医療系記事が話題になりました。しかし問題があるのはWELQだけではありません。ソースの内容をよく読み、メカニズムを理解しようと努め、信頼できる専門家に相談する事で自衛しましょう。

アマゾンにクーポンがある事は意外とみんな知らない

Amazonクーポン 食料品も日用品も安い!

楽天だって毎日タイムセールをやっていますよ

楽天タイムセール 毎日19:00から。昼にチェックしておこう!

同じカテゴリの前後の記事や人気記事もチェック!


広告


生活・健康・持論
  • 管理人のユキガミマヤです。「わからない人にわかりやすく」をモットーにiPhone7やiOS10、FacebookやポケモンGO、格安SIMやSIMフリースマホについて書いています。海外旅行・ホテル・節約の話題も。アプリ・製品のレビューや広告の相談も受け付け中。でじねこ.comについて