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被災地でいらなかった物リストについて。そろそろネットを本格活用してもいいのでは

少し前にツイッター界隈で「#被災地いらなかった物リスト」が話題になっていました。これを経験値として生かすためのカギはネットにあると思います。必要な物と不要な物の判断は物資を送る前に。

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被災地いらなかった物リストとは

ツイッターには「ハッシュタグ」という機能があり、ツイート本文中の文言に#をつける事によってその言葉がリンク扱いになります。

「#被災地いらなかった物リスト」とすれば文字列がリンクされ、クリックで同じタグを呟いている人の一覧が見られるわけですね。それをまとめたものが以下になります。

やや長いかもしれませんがぜひ見てみて下さい。中で言われているものの代表としては「千羽鶴」「寄せ書き等のメッセージ」「古すぎる古着」「一部の食料品」でしょうか。

 

必要なのはシステム化

これって「現場では△が○個必要」という部分、つまりマッチングの問題ですよね。

「何かしらの役に立つだろう」「せめて気持ちだけでも」という考えからマッチングの観点を無視して物資が届けられるわけですが、それがニーズに合っていないという話。

しかし双方向のやり取りができるネットをうまく活用できれば問題は解決に向かうはず。少なくとも現状以下の労力で何十倍もの成果を叩きだす事ができるでしょう。

被災地毎にポータルサイトを作り、支援者は重量やサイズのデータと共に発送許可申請を送る。被災地側のNPOはそれを現地に伝えてデータに合わせて荷を運ぶボランティアを確保する。それだけでかなり改善されるはずです。

以下は当時の画像です。学校の体育館が倉庫として使われており、そこで送られてきたものを仕分けするのですがこれが途方もない作業でした

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凄い量の物資。中身が書いてあるものや一見して似たようなカテゴリのものなどはすでに誰かの手によって仕分けされていましたが、実際に開けてみないと何が入っているかはわかりません。要は棚卸し。

一つずつ開けて個数を数えて使用可能かを判断するのはかなり骨が折れたものです。もちろん前述のメッセージのようなものもありましたし、箱の表面に書いてあるものと中身が違うものもたくさんありました。

当然支援者自身も煙たがられるのは本意ではないでしょう。何よりも被災者に喜んでほしいはず。逆に被災地という極限状態では善意からの行動とはいえ結果が悪ならば決して良い事とは言い難いもの。

阪神大震災や東日本大震災への支援、他国へのボランティアや寄付活動など日本はこうした助力を送る経験をたくさん持っているはず。もうそろそろオンラインでマニュアル化されてもいい頃ではないでしょうか。

 

田代島という島をご存じですか?

皆さんは「田代島」という宮城県にある島をご存知ですか?

牡蠣の養殖、そして島に大量にいるねこちゃんをウリにしての観光業で成り立っていた島ですが、311当時に壊滅的な打撃を受けながらもどこよりも早く復興への道を歩みだしました。

人口は100名に満たず平均年齢が70歳という限界集落がです。なぜそんな事ができたのでしょう?答えはWebを最大限に利用したからです。

 
田代島では震災後、有志と地元の漁師がWebサイトを立ち上げたのです。地震と津波で大きな被害を被り牡蠣棚も全て流されてしまった、皆様寄付をお願い致します、と。

結果は大成功。わずか3ヶ月で1億5,000万円もの義援金を集めて牡蠣棚を購入し以前のような活気を取り戻しつつあります。人口が100人に満たない離島がですよ。

田代島は「復興後に特産品を送るから一口10,000円で募金を頼む」というスタイル。現代風に言えばクラウドファンディングみたいな形でしたが本質はそこではありません。

別に特産品のリターンなどなくてもいいのです。重要なのはどれだけ素早く分かりやすく寄付を募れるかの一点です。

どこに(指定した口座に)何を(お金を)どれだけ送ればいいか(10,000円)、そしてそれが何に使われるか(田代島の産業の復興に)。これをシンプルに素早く伝えられればいい。

後はそれを運営していくだけです。不要なものは届かず、必要なものは素早く届く。それにかかる工数も人手もアナログなやり方とは比べ物になりません。

今の時代の被災地に必要なのはこうした窓口をWebで作る役割ではないでしょうか。

田代島のサイトには組織の概要や問い合わせ窓口だけでなく会計報告のページまであります。迅速に正確に透明感を持ってWebを利用できた好例だと思います。

 

最新情報はネットを経由するしかない

誤解を恐れずに言えば最新の情報はネットの海にしかありません。誤情報やウソも紛れていますがそれは情報の取捨選択能力という別の話。

本や新聞・TVなどは誤情報の検証ができません。細かい表現は検閲のごとく気にしてもウソや捏造は垂れ流し。閲覧者は信じる・信じないの2択しかできず、「調べる」という行為をするには別のツールを使う必要があります。

ネット上であれば同じトピックでも時代に合わせてアップデートがされます。それは今回の「#被災地いらなかった物リスト」にも言える事でしょう。

おそらく「本来は役立つ物だったが量が多すぎた」「常識的には不要だが個人では重宝した」「土地柄から必要だったが他の地域ではいらないのでは」といった物資だってあったはず。

ネットであれば時間・場所に沿った情報に更新が可能ですが、本や新聞はその度に増刷するわけにもいきません。TVで「○月×日の放送では△と言いましたが最新情報は□です」なんて言いませんよね。

 

既存のメディアはスピード感が無さ過ぎる

例えば1年後に「送ってはダメ!被災地で本当に役立ったもの」なんてタイトルで書籍化されたとしてもその情報は価値を失っている可能性があります。ネットでとっくにアップデートされている周回遅れの知識かもしれません。

しかしネットを使わない人はその古い(ともすれば間違った)情報を正しいと思ってしまいます。これは著者が悪いとか読み手が悪いとかではなくメディアの限界という話。

疑問に対して質問も検証もできない一方通行のメディアでは真実を追い求めるスピードが圧倒的に足りません。情報の鮮度、つまり更新頻度が高い昨今ではネット以外のメディアは追いつけないわけです(もちろん優れている部分もありますが)。

本で言えば娯楽小説、TVで言えばバラエティ。つまりエンターテインメントですね。私はそれを楽しむ為のメディアだと思っています。今の時代で情報源として利用するには信頼度的に疑問を抱かざるを得ません。

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送るものは考えるのではなく調べよう

今回のまとめにもあるように、もはや「何かしらの役に立つだろう」という考えは迷惑でしかないわけですね。では何を送ったらいいのか。

これは非常に重要だと思うのですが、考えるのではなく調べましょう。何を送ればいいのかというダイレクトな話ではなく何を送ればいいのかがわかる情報源はどこか?を検索するのです。

今回のようにツイッターも有益な情報が集まる場ですし、災害時にはケータイ各社やGoogleなども情報を提供しています。

またアマゾンは現地と支援者間で物資をマッチングできるサービスを展開中。

Amazon.co.jp: たすけあおうNippon 東日本を応援 ほしい物リスト

被災者がアマゾン内の商品から「欲しいものリスト」を作成し、支援者が購入する事で現地に届けられる仕組み。

アマゾン内の商品からしか送付できませんが、アマゾンほど取り扱い商品が豊富であれば望みのものを届けられる可能性はかなり高いはず。

電話で問い合わせる、なんてアナログな手段はいけません。回線は常に混雑しており現地ではそれだけで人員を割かざるを得なくなってしまうからです。わからない事はまずネットで調べる事をおすすめします。

 

私の思う事まとめ

今後は被災地と支援者を繋いでシステム化・効率化を図る事が重要になってくる。NPOやボランティア団体こそその役割に手を挙げるべき

情報の更新頻度が高いこの時代ではネットでしか真実は見えない。ただし情報の真偽を見抜く力は必要。情報リテラシーを教育するべき

恩着せがましい精神で不要な物が届くのが一番の問題。まずは調べてわからないようなら軽くてかさばらない現金を送りましょう

 

ネットを使って情報共有を

今回の「#被災地でいらなかった物リスト」は人によっては「せっかく送ってやったのにプンプン」なんて思うかもしれませんが、こういった情報が出てくるのは貴重な機会だと思います。

古着はもはや大量に届いても困りもののようなのでリサイクルショップでお金に変えて送りましょう。こういった話が共有され次の被災地を救う糧になれば建設的ですね。

もっとこういう形で情報共有しましょうよ。会社で会議しているでしょう?同じように社会全体で会議しましょうよ。ネットを使えば誰でも参加できるじゃないですか。

千羽鶴は心の中で折りましょう。被災地の負担にならずに想いを伝えるアイディアだってネット上にはたくさんあるはずです。

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