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電車内での携帯の利用は本当にペースメーカーに影響がないのでしょうか

携帯の電磁波がペースメーカーに悪影響を与えるというアナウンスは誰もが電車内で聞いた事があると思います。最近それが緩和される方向に向かっているとニュースで見たので本当に影響がないのか調べてみました。

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携帯の電波のペースメーカーへの影響

最近ネットで携帯×ペースメーカー×電車内の話題を見かけます。ケータイ利用は近くのペースメーカーに悪影響を及ぼすという通説が実は言う程でもなかった、というのが概要です。

電車内の携帯電話マナーが変わるかもしれない。

「携帯電話が心臓ペースメーカーに与える影響は小さい」として総務省が今年1月に指針を緩和したことで、鉄道会社が優先席付近の乗客に呼びかけてきた「携帯電話電源オフ」の車内放送を見直す動きが出ているためだ。

ただ、利用マナーの観点からも「電源オフ」を継続する鉄道会社もあり、専門家は「トラブル防止の観点からも各社で(呼びかけを)統一するべきだ」としている。

産経新聞

 

一方でペースメーカー利用者側、友の会の声明はこちら。

一方、ペースメーカー使用者らでつくる日本ペースメーカー友の会の日高進副会長は「影響はないと会員に周知をしているが、周知は行き届いていないし、古くからの装着者の不安を拭いきれない。電源オフは継続してほしい」と慎重な意見だ。

毎日新聞

 

どうにも煮え切らない発言ですがこれに関しては協会の怠慢と言えるでしょう。

周知はしているがそれが行き届いていないというのは完全に内部の問題。社会としてはメッセージを発信しているわけですから、それを盾にされてもこちらとしては困ってしまうわけです。

また実際に影響があるかどうかを少し調べてみましたが、これは客観的に見て影響なしという結論でいいと思います。

電波の出力が強く、ペースメーカーの誤作動を招く恐れがあった「第2世代」(2G)と呼ばれる携帯電話のサービスが終了。ペースメーカーも改良され、現在は電波の影響を受けにくくなっている。

実際、総務省が現在の第3世代(3G)携帯電話を使ってペースメーカーへの影響を調査した結果、携帯電話から3センチ以上離れれば、ペースメーカーに影響はないことが判明。総務省は今年1月、距離指針を22センチから15センチに緩和した。

 

現在の指標は今年1月に緩和され15センチとなっていますが、それでも「悪影響を及ぼす可能性がある」距離の5倍は離れているわけです。

電波の出力が強かった2G時代、もし満員電車でかつ胸ポケットに携帯を入れている人がペースメーカー利用者と密着した場合は距離の指針以上に近づく事も考えられました。15センチ、あるいは22センチ。

しかし実際はそれで影響があったという報告は一件も上がっておりません。

電車内でよく流れる車内放送だが、総務省によると、携帯電話がペースメーカーに影響を及ぼした例は一度も報告されていない。

 

これは統計学など色々な観点から見ても正に「影響はゼロ」と言い切っていい結果といえるでしょう。

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実は重要なのはそこではない

しかし何よりも重要なのは「影響はゼロ」という結果ではなく、前述の「古くからの装着者の不安を拭いきれない」という協会の発言だと思います。

先ほどは事実が周知されていないのは協会側の怠慢だと言いましたが、その結果である「装着者の不安」を払拭しない限りは「影響がゼロ」という結果が覆ってしまうのです。

 

ノーシーボ効果

マイナスイオンという物質は世界に存在しませんが、自然の中で「マイナスイオンがいっぱいだねぇ」と言うとなんとなく気分がいいでしょう。これがいわばプラシーボ効果です。偽薬、というやつですね。

このプラシーボ効果という言葉は近年一般化してきたように感じますがノーシーボ効果という言葉はどうでしょう?

望まない副作用(有害作用)が現われることを、ノセボ効果(ノーシーボ効果、反偽薬効果、nocebo effect)という。副作用があると信じ込む事によって、その副作用がより強く出現するのではないかと言われている。

Wikipedia

 

いくら電磁波による影響が皆無だと証明されようと、心身において気持ちの切り替えというのはスイッチを押すように簡単にはいかないはず。

今まで散々影響があるかもと言われてきたのであれば、近くで携帯電話をいじられる事によってノーシーボ効果が発動してしまう事だってあるでしょう。

注意した結果もし「影響がないって科学的に証明されたの知らないの?」とか「PHSだから大丈夫ですよ」なんて言われてしまってはなおさらです。

 

人に優しくが一番

影響がないのは証明されたも同然ですが、もし注意されてしまったら意固地に反論するのではなく素直に引くのが一番。

電車内で5分ネットができなかったからといって不利益を被るわけでもないのですから、基本的には弱者に優しくが正しい姿でしょう。

影響がない事を未だ知らずにペースメーカーを入れている方というのは高齢者が多いはず。口論になって血圧や心拍数が上がってしまう事だって十分に考えられます。

その場で正論を言い返す事が必ずしも正義とは限りません。ペースメーカー利用者への周知は今後重要な課題だと思いますが、一番大切なのは利用者の心身でしょう。

 

私の思う事まとめ

日本においてケータイの電磁波がペースメーカーに影響を与える事は今までもこれからもない

が、ケータイを扱う人の心がペースメーカー利用者の心身に影響を与える事はあり得る

ペースメーカー云々ではなく、車内では節度を持ってケータイを利用しよう

 
協会は今まで以上に影響がないという事の周知に努め、健康な方はペースメーカー利用者への配慮を欠かさなければいいのではと思います。

そうすれば何年後かには「ペースメーカー利用者も含め誰もが携帯を触れ、かつ海外のようにうるさくない」という適切な運用ができているのではないでしょうか。

個人的には「通話はダメ」の一言で統一するのが一番シンプルだと思うのですが、国と鉄道会社には早くガイドラインを策定してほしいものです。

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