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【ネタバレ】まどかマギカ劇場版「叛逆の物語」の感想・考察・解説

まどかマギカ叛逆の物語感想11

まどかマギカ「叛逆の物語」の感想と考察。ストーリーの解説も書いているので「見たけど全く意味不明だった」という人もどうぞ。考察はネタバレ全開なのでまだ見ていない方は観賞後に御アクセスをお願い致します。

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ネタバレ全開です。観賞後に見る事をおすすめします。

 

 

 

叛逆の物語のストーリー解説

舞台は前回「永遠の物語」のラストで構造が書き換えられて魔女がいなくなり、代わりに魔獣が街を脅かすようになった世界。ではなく、なぜかナイトメアという第3の敵と魔法少女が戦う世界。

前作でマミさんを食い殺した魔女のシャルロッテ(ベベと呼ばれ可愛がられている。チーズが好き)やQBはマスコットとしてそれぞれマミさんとまどかに飼われており、杏子はさやかの家に居候しています。

まどか・さやか・マミさん・杏子の4人が見滝原市の平和を守っていましたがそこにほむらちゃんが転校してきます。メガネとおさげ。

指輪(ソウルジェム)を持っているほむらも仲間に加わりナイトメアを倒していく日々。変身シーンは古今東西のダンスの振り付けが取り入れられておりオシャレな仕上がり。その後戦隊物よろしくチーム名を叫びます。きっと演技指導はマミさん。

そんなある晩に出てきたナイトメアはなんと仁美ちゃんでした。付き合ったもののいつまで経っても音楽にかまけて一向にデートしてくれない上条君に不安を感じた事で仁美はナイトメア化してしまったわけです。

マミさんのペットであるシャルロッテに悪夢を食べさせる事で討伐数1、というのがこの世界のルール。悪夢が消えた仁美はぐっすり眠りにつきました。めでたしめでたし。

 

ほむらだけがその違和感に気づく

しかし転校して一ヶ月程が経ったある日、ほむほむは思いました。何かが違う、と。うまくは言えないけどなぜか覚えた違和感。例えば共に戦う佐倉杏子は以前からこんな性格だったのか。

なんとなく、彼女は人と一緒に戦うタイプではないような気がする。一ヶ月前に初めて会ったばかりなのになぜかそう感じてしまう。

腑に落ちないほむらは杏子に以前の記憶や住んでいた街を訪ねますが、杏子にとっては意味不明。結局行きつけだったラーメン屋で一杯奢るという条件で杏子は地元を案内する事になります。

そしてバスを乗っても乗っても見滝原市に戻されてしまう現象を見てほむらはある事実を思い出します。この現象は以前に見た事がある。そう、これは魔女の結界だ、と。

 

誰がこの結界を作ったのか

ほむらは完全ではないものの記憶を取り戻し、誰がこの結界を作ったのかの犯人捜しを始めます。この時点でメガネとおさげのほむほむはいなくなり、本来の姿に戻ります。

狙ったのはマミさんのペットであるベベ。そういえばこいつ以前は魔女だったじゃないか。怪しい。マミさんの家でケーキと紅茶を頂いてからポチっと時を止めてベベを拉致します。ベベは知らない、助けてと繰り返すばかり。

見守っていたマミさんもそろそろヤバいと思い飛び出してきます。事情がわからないマミさんとここで引くわけにはいかないほむらはバトルに。マミさんの戦い方は相変わらずで刀語の第三話を連想しました。超作画。

決着のつかない二人のバトルに見かねて飛び出してきたのはさやかと6人目の魔法少女「百江なぎさ」。実は彼女はベベそのものであり、今までは猫を被って正体を隠していた事が判明します。

真実を話すとマミに告げるなぎさ。一方ほむらはさやかに連れられ街の片隅でお話をする事に。さやかは「この世界が魔女の作り物だったとして、それっていけない事?」と言い放ちます。

 

まどかはいつかの願いを後悔していた?

本来自分しか覚えていないはずの「魔女のいる世界(第1世界)から世界の理を書き換えて魔獣のいる世界(第2世界)へ来た」という記憶をなぜさやかが覚えているのか。疑問もそこそこにほむらは自分を探しに来たまどかを見つけ話をします。

ほむらは第1世界での記憶を夢に例えてまどかに打ち明けます。「寂しいのに、悲しいのに、この気持ちを誰にもわかってもらえない」「誰からも忘れられて一人ぼっちになってしまった」と。

しかしそんなほむらにまどかは「そんな悲しみは私には耐えられない。私だって一人ぼっちは寂しい、みんなといたい」と答えます。←うろ覚え

それを聞いたほむらは「一人ぼっちで円環の理となった願いをやっぱりまどかは後悔していたんだ」と思いました。

ほむらはある確信を持って実験をします。ソウルジェムを置き去りにしてバスに乗るほむら。通常は100メートルも離れれば肉体が機能しなくなるはず。しかしバスがいくら走ってもほむらの身体に異常はありません。

ほむらは気づきました。自分のソウルジェムはここにあるのではなく、自分が自分自身のソウルジェムの中にいるのだと。

 

結界を作ったのはほむら自身だった

QBはほむらに真実を告げます。魔獣のいる第2世界こそが現実世界、そこでほむらを干渉遮断装置に閉じ込め魔女化させたのだと。魔女化したほむらが作った世界が第3世界であるこの世界なのだと。

装置の中にいるほむらは円環の理の干渉を受けない。しかしほむら自身の記憶に鮮やかな存在は装置をスルーして顕在化できる。

魔女化したはずのさやかやシャルロッテがいたのはその為です。ほむらに円環の理を求めさせ、装置の中でそれを観測する事で今度こそそのエネルギーを支配しようというQBの目論見だったのでした。

絶望に沈むほむらはまどかを観測させてQBの目的を達成させるわけにはいかない、とこのまま消滅する道を選びます。

そこで5人の魔法少女は内側から装置を壊す事を決意します。装置さえ壊せばQBに観測される事なく円環の理に触れさせる事ができ、さやかとなぎさはその記憶をあらかじめまどかから伝えられていたのです。

 

それこそがほむらの思惑だった

絶望して消滅するという魔女本来の末路を辿ろうとするほむらをついに救う事に成功した5人の魔法少女達。妄想によって作られた、でも幸せだった世界が終わりを告げます。

装置は破壊され、円環の理となったまどかがついにほむらを導く為に触れようとします。しかしそれこそがほむらの思惑でした。円環の理から本来のまどかだけを引きはがします。全ては彼女にもう一度会いたかったから。

人間のまどかを引きはがしたほむらは、かつてまどかが世界に対して行った改変を今度は自身で起こそうとソウルジェムを噛み砕きます。魔法少女の願いもなしにどこにそんな力があったのか。

それは愛の力だとほむらは言います。QBが言っていた「人間の生み出す感情エネルギー」の一つでしょうが、ほむらのまどかへの想いは世界を作りかえるほどに大きなものだったのですね。

ソウルジェムは全く別の形になり、ほむらは自身を悪魔だと表現します。願いによって神となったまどか、そして想いによって悪魔となったほむら。ほむらは人間のまどかだけを引き連れてついに世界を変革するのでした。

 

そして第4の世界が生まれた

さやかは世界を改変させたほむらを非難しますが、悪魔となったほむらの力でまどかから引き継いだ記憶を消されてしまいます。

今度は自分ではなくまどかが転校してくる、それがほむらが起こした改変後の世界。いつかの自分のように質問攻めにされるまどかに助け舟を出し、ほむらはまどかに話しかけます。

「秩序を守る事を尊いと思う?」というほむらの問いに「尊いと思う」と答えるまどか。その瞬間、まどかは神の力を思い出したように円環の理になりかけます。

ほむらは神への覚醒を抑える為にまどかを抱きしめ、「やっぱりあなたの方が似合う」と言っていつか彼女からもらったリボンをまどかの髪に結び直します。「いつかあなたと戦う事になるかもしれない」と言い残して。

 

半月が浮かぶ空の下で1人ぼっちのほむら

シーンは変わり、真半分になった月の下でほむらが1人イスに腰掛けています。草むらからQBが現れるとほむらは冷笑を浮かべながら形の変わったソウルジェムを出します。

ほむらがやったのかなぜかボロボロの姿に変わり果てたQB。それを気にするそぶりもなく、倒れこむように崖から落ちていくほむら。物語はここでENDとなります。

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感想・考察など

まずOPが物凄く良いです。Clarisの新曲「カラフル」は鮮やかに動くアニメーションにピッタリ合っていて耳が心地よい出来上がり。Clarisの曲の中でもかなり好みです。テンポのいいメロディが最高。

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映像はハルヒダンスを思い出しました。ほむほむだけがおどおどしている中で他のメンバーが踊りだすという面白い演出。OPはぜひリピートして見たいです。

本編は、これは前情報通り賛否両論でしょうね。一緒に行った友達はポカーンとしていましたが私は考察の余地も含めて終始楽しく見れました。スタッフの皆様お疲れ様です。

しかし一気に難解な話になりましたね。比喩表現らしきものも随所に挿入されていて何度も見返さないと全貌が掴めそうにありません。

とりあえずTVシリーズではなく劇場版の「始まりの物語」と「永遠の物語」を見てからの方がいいのではないかと思います。復習は大事。

 

ラストの考察

私は更なる続編があると思っています。実現するかどうかは別として構想はあるのではないでしょうか。

ラスト間際、ほむらは「秩序を守る事を尊いと思うか」と問います。世界の秩序(まどか)に叛逆した私をどう思うかという問いです。

それにまどかは「ルールを破るのはダメ。尊いと思う」と答えました。これが今回の「叛逆の物語」でしょう(ちなみに始まりの物語では「自分の人生は尊いと思う?」という問いでした)。

ほむらが信じて辿り着いた世界はその構造をまどかに否定されてしまった(同時にまどかは円環の理を否定しているわけですね)。きっと内心ほむほむは泣いていたんじゃないでしょうか。

そしてほむらは「それならば、いずれあなたと戦う事になるかもしれない」と呟き、その後Cパートで半分の月が浮かぶ空の下で崖からふっと落下してENDになります。

単純に悪堕ちの比喩表現かもしれませんが、半分の月は世界自体が2つに分かれた事を意味しているのではないかな、と。

悪魔化した時の描写を見ると人間のまどかだけを自分の世界に連れ込んだように見えました。概念である神まどかは分かたれ、別の世界に存在しているのではないでしょうか。

つまり悪魔ほむらがいる世界は別の理によって動いており、最後のほむらの投身は概念まどかがいる世界へのダイブだったのではないかと思っています。

私はこのラストの表現を続編への伏線だと感じました。それを殊更に予感させるのがED曲であるkalafinaの「君の銀の庭」の歌詞です。ラストのサビの部分に「終わらない始まりへ」「本当の終わりへ」という表現があります。

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「終わらない始まり」はループ(というよりはまどかとほむらのやりあい)である今までのストーリーを表し、「本当の終わりへ」という部分が真の完結編を暗示しているのではないかなぁ、と。

神まどかVS悪魔ほむら、この二人が戦って「本当の終わり」へ向かうのではないでしょうか。しかしQBがボコボコになっていた理由は…全くわかりません。

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1番のサビ、2番のサビ、ラストのサビの歌詞は以下の通りです。

夢はこの部屋の中で 優しい歌をずっと君に歌っていた
何が本当の事なの 一番強く信じられる世界を追いかけて
君の銀の庭へ

1番はほむらのソウルジェムの中の世界を表しています。「君」というのはもちろんまどかの事。

 

君は気づいていたかな 本当の事なんていつも過去にしかない
未来や希望は全て 誰かが描く遠い庭のわがままな物語
まだ誰も知らない

2番はほむらの思惑に感じます。本当の事なんていつも過去にしかない、まだ誰も知らないという部分は正にほむらの心の内です。

 

夢はその腕の中に 優しい人の嘘も嘆きも閉じ込めていた
何か足りない心で 光を纏い飛んで行こう少女のカタチをして
終わらない始まりへ 本当の終わりへ

「優しい人の嘘と嘆き」というのはまどかの事でしょうが、時系列としてはほむらが改変した後の世界だと思います。

「何か足りない心で光を纏い飛んで行こう少女のカタチをして」という部分は、円環の理からまどか本人を引きはがしたように悪魔からほむら本人だけを分かちもう一つの世界へ飛び込もう(ラストのダイブ)という事ではないでしょうか。

その後に続くフレーズが「終わらない始まりへ 本当の終わりへ」です。皆さんはどう思いますか?

 

続編に期待

一度しか見ていないのでストーリーや展開が前後していたり見落としがあるかもしれません。セリフも間違っているところがたくさんあると思うのでそこは雰囲気で補完をお願いします。あと第1世界第2世界という呼称は私が勝手に使っているだけです。

やっぱり深い世界観を持つシナリオは余地を考えるのが楽しいですね。しかしこれはぜひとも続編をお願いしたいです。

まどかマギカ叛逆の物語感想11

色紙はさやかちゃんと杏子でした。キマシ

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