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「風立ちぬ」感想。もうジブリは見れないかもしれない

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風立ちぬを見てきたので感想などを。レビューはあまり書かないのですがせっかく見たので記事にしてみました。ネタバレはあまりしていませんがまだ見ていない方は一応ご注意を。

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映像は非常にキレイ

「風立ちぬ」は宮崎駿監督のスタジオジブリ作品であり、零式艦上戦闘機(通称ゼロ戦)の作者である堀越二郎の半生と大正・昭和の時代そのものを描いたもの。

田園風景や当時の文化など、古き日本を鮮やかに見せる映像はさすがと言わざるを得ません。新海誠のあくまでファンタジー然とした表現も好きですがやはりジブリの作画は素晴らしいですね。

あの長編でありながら躍動感のある映像は見ていて気持ちがいいです。

 

主人公の不自然な声

しかし良かったのはあくまでアニメーションとしての部分のみ。ネット上でも賛否が巻き起こっていますが、特にキャスティングは私には耐えられませんでした。。

主人公の声は「新世紀エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明さんが演じています。一部の人にとっては話題性がありましたがその為にキャスティングしたわけではなさそうです。

この声が全てを壊していました。宮崎駿は基本的にメインキャラクターにはプロの声優を起用しないのがポリシーなのですがこれはいくらなんでも…というのが正直な感想。

主人公は幼少期とそれ以外で声優が分かれます。中学生から庵野さんが演じる事になるのですが、常識的に考えて53歳の素人が中高生の役に合うはずがないでしょう。

そして彼の演技は同じトーンのまま青年期になっても変わりありません。これにはなんとも閉口してしまいました。

 

素人の演技の悪い部分が鼻についてしまった

実は素人であろうと素の声は不自然さなどありません。キャラクターに合っているかどうかは別としてただの人間の声に自然も不自然もないからです。

ではなぜ素人の声が不自然かと言うとそれは「素人が演技しているから」です。

「素人の素の声」と「プロの声優の演技」とどちらが自然かと言われると、私は後者ですが宮崎駿さんは前者との事。これは様々な媒体のインタビューで発言しています。

しかし何より最悪なのが「下手に演技をした素人の声」なのは間違いありません。そして今回の庵野さんの声こそが正にそれだったのです。

他の役者さんはソツのない演技に対して主人公だけが明らかに演技力が足りず、そしてそれが役に合っていない。これが宮崎駿さんの言う「自然さ」なのでしょうか。

いっそ全員が素人でなんの演技指導もなしであれば宮崎駿さんの言う「自然さ」も理解できますが、そうでない以上その部分は違和感としてしか感じられません。

キャスト全員がそうなのではなくまるで異物かのように一人だけトーンの違う演技。これがどうにも私には「不自然」に見えて仕方ありませんでした。それならせめて俳優さんをキャスティングしましょうよ。。

 

なぜアニメでは棒読みが許されるのか

個人的には成人男性キャラクターの棒読みは全く許せないんですよね。子供や女性キャラクターはなんとなく可愛らしい声であれば取り繕う事ができる場面が多いように感じますが成人男性キャラクターはそうではありません。

そもそもアニメの声に対して素人を起用する事に寛容な方々が一定数いるのが私にとっては結構驚きです。

秒速5センチメートルや時をかける少女など、作品・キャラクターと声があっていれば問題はありませんがそうでない作品はたくさんあります。「ブッダ -赤い砂漠よ!美しく-」のスッドーダナ王を演じた観世清和さんは酷かったです。

実写の作品で主人公もしくは重要な役どころが大根役者だった場合は間違いなく批判されます。「素人だが自然な演技だった」なんて評価は絶対にありえません。

声のアテレコは実写で言えば演技力そのもの。にも関わらずアニメの場合は適当なキャスティングが許されているのが理解できません。このあたりはアニメ業界に蔓延る悪しき風習でしかないと個人的に思っています。

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また主人公はセリフのチョイスも微妙

セリフはほとんどが「ハイ」「ウン」「デハコレデ」の3つです。いつでもどんなシーンでも言い方は変わりません。

ヒロインが「また会えて嬉しい」というシーンがあるのですが、それに間髪入れず「この傘、雨が漏りますね」とうセリフ。照れる風でもなく、少し間を入れるわけでもなく。

庵野さんの演技と相まってこのあたりのセリフのチョイスも私には合いませんでした。もし演技力があれば、もしセリフが違っていたなら伝わったかもしれない言外の機微が全く伝わってこなかったのです。

本や文学が好きな勉強家。そのせいか視力は悪い。感情の起伏が少ないが正義感は人一倍。夢中になると周りが見えなくなるのが玉にキズ。礼儀正しい好青年。色恋沙汰には疎い。

いかにも真面目のステレオタイプ。そんな主人公が私には>人間という存在をシュミレートした(それに失敗した)ロボットにしか見えず、何の人間味も感じられませんでした。

 

唯一良かった点は所作の美しさ

ふすまの開け閉めや人に対しての礼儀作法、外出時の服装など。このあたりの人間的な動作というか、古き良き日本人の礼節を思わせるアニメーションづくりはさすがだと思いました。顔だけでなく身体全体、雰囲気全体の表情のつくりはやはり一級です。

ヒロインの菜穂子や上司黒川の奥さんなど女性キャラには一貫して時代の礼儀が垣間見えます。きちんと礼をし、正座をし、一歩下がって男を立てる。おてんばな妹ですらその所作を忘れていません。

この大正・昭和という時代の雰囲気の表現は素晴らしいものがありました。残念ながらそれ以外が私には合いませんでしたが。。

 

もうジブリは見れないかもしれない

私はもっと純文学のアニメ作品が増えてもいいと常々思っており、そして何より実写よりもアニメーションが好みなので風立ちぬも楽しく見られると思っていました。

しかし思った以上に主人公に共感できず、彼の心理や行動原理を理解できなかったのが残念で仕方ありません。

風立ちぬは宮崎駿さんの最後の長編だそうです。アニメーション自体は素晴らしいものだったのですが逆にアニメーション作品にする意義が感じられず、私の好みには合いませんでした。

宮崎駿さんにはナウシカの完全版の映画化を期待しています。

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