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実質0円と一括0円の違いに気づいていない?総務省のケータイ代議論

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実質0円と一括0円の違い

総務省のケータイ代に関する議論で気になる表現が出てきました。もしかして実質0円と一括0円の区別がついていない?議論の進捗と現状についてもまとめ。

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総務省の「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」

総務省のケータイ代議論についてニュースサイトは大体どこも同じような報道でしたが、見たところケータイWatchだけは発言をそのまま(と思われる形で)掲載していました。

その中で実質0円と一括0円を混同しているような、というより今まで混同して話が進んでいたように思えた節がありました。

野村総合研究所(NRI)上席コンサルタントの北俊一氏は「今回の方向性で、どういう報道になるか危惧している。実質0円にするような高額補助の是正という点を受けて、『もう0円端末がなくなる』『端末価格が高騰する』といった反応が出てくるのではないか。だが、そもそも高騰ではなく、元の価格に戻るということ。0を潜るような(キャッシュバックになるような)補助が対象で、0円に慣れているかもしれないが、それは世界的に見ても異常であり、少し是正しましょうという話。では、どれくらい是正されるのか、という点は今回のとりまとめでは読み取れない。数年かけて適正にしていく。そのプロセスのはじまりと捉えて欲しい」とコメント。携帯電話市場へ急激な変化をもたらそうとしているのではなく、端末価格への割引に加えてキャッシュバックにまで行ってしまうような施策を取りやめるべきとの考えを示す。

低容量/低廉な料金の新設と、実質0円補助の抑制を~総務省タスクフォースとりまとめ

 

実質0円と一括0円の違いは?

トップに載せた画像に違いをまとめました。言葉は似ていますが数万円の開きが出るものです。もう一度

実質0円と一括0円の違い

 
例えば「機種変更だと実質0円、他社からMNPで乗り換えると一括0円」みたいに長期ユーザが損をし乗り換えユーザが大きい得をするのが現状です。

携帯代の引き下げ議論、実質0円は廃止か。スマホの割引でなく通信料の値下げへで書いた通り、今までは実質0円がなくなる見込みという報道となっていました。という事は一括0円は言わずもがな

総務省のケータイ代議論では実質0円と一括0円の区別がついていない?01

 
今回野村総研コンサルタントの北俊一氏が初めて突っ込んだ表現をしています。曰く「0を潜るような(キャッシュバックになるような)補助が対象」との事。ん、もしかして実質0円は関係ない?

0を潜るという事は0円以下という意味のはずなので、これは俗に言う一括0円(またはそれに相当する額のキャッシュバック)を指していると思われます。つまりこの場合なくなるのは一括0円のみ?

総務省のケータイ代議論では実質0円と一括0円の区別がついていない?02

 
会議には門外漢と思われる方々が出席しているようで凄くふわっとした話になっているようですが、もしかしたら実質0円は廃止されないかもしれません。廃止されても実質1円とかで逃げそう。

実質0円と一括0円の違いが出席していた方々の共通認識となっていればそれでいいのですが、ごっちゃになったまま総務省やキャリアに要望が出されたら今までの話は何だったのとなりかねない気が。

なおドコモは先日MNPで他社から乗り換え時のキャッシュバック廃止を検討と発表しています。おそらくauとソフトバンクも似たような内容で追随するでしょう。

 

スマホの中古市場って拡大するの?

言うほど大きくはならないんじゃないでしょうか。ゲームでも古着でもそうですが、中古って買わない人は一切買わないですよね。

中古という言葉に敷居の高さを感じる人は(私の肌感覚ですが)結構いて、同じ3万円なら新品の格安スマホを買うよという人の方が多いでしょう。

だってほとんどの人は機能やスペックではなくブランドイメージとタイミングでスマホを買ってるんですから。今ある全モデルをガッツリ比較して決める、というのはガジェットに詳しい一部ユーザだけです。

中古でも絶対その機種がいい!という人は相当少ないと思いますよ。格安スマホにはすでに馴染みのある国産メーカーもハイスペック機もありますし。

ユーザーの選択肢をさらに拡大するため、「中古端末市場の発展が望まれる」という方向も打ち出された。

 
「発展が望まれる」くらいならいいですが、もし「何かしらの施策を持って中古市場を拡大していく」という意味ならそれこそ国が口出す部分ではないでしょう。なんで税金を使ってまで中古のスマホを買いやすくしなきゃいけないのか。

無理に中古市場を広げてもゲオが儲かるだけじゃないでしょうか。黙っていてもユーザは格安スマホと格安SIMに流れるんだからそれはそれでいいのに。

 

MVNOサービスの低廉化・多様化を通じた競争促進って?

MVNO(格安SIM会社)は現在4%程度のシェアですが右肩上がりなので何もしなくてもユーザは増えていきます

格安SIMの利用状況

 
HLR/HSS(ユーザ管理機能)をMVNOに解放すべきという話はいいと思いますがこの議題には関係がないですね。

私はMVNOを使っていて特に不満がないので、料金的な議論よりも2年契約の自動更新とかオプションプランの強制とか周辺機器の分割組み込み詐欺とかにメスを入れた方がいいと思っています。有識者さんは指摘しないんでしょうか。

 

新機種出し過ぎ?

中央大学総合政策学部教授の平野晋氏はこう言ったようです。

「消費者保護の問題、持続可能性の重要性から、新品の出し過ぎは資源のムダではないか。在庫の解決などに繋がるのではないか」

 
これはちょっと意味がわかりません。私はいちユーザとしてXperiaZシリーズが半年に一回モデルチェンジするのはやりすぎだと思っていますが、こんな場で「新製品出し過ぎ」なんてメーカーが言われる筋合いないでしょう。

在庫の解決という文言はまだ理解できますが、消費者保護・持続可能性・資源のムダというのはどうこの件に繋がるのかわかりません。

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今この話はどこまで進んでるの?

現在はこの会議の結果を受けてドコモやソフトバンク、auが具体的な改善案を考えているところです。決定ではないですが以下のような考えの様子。

NTTドコモは家族で契約している利用者の料金を割り引いて、家計全体の通信料金を引き下げる仕組みを検討しています。
KDDIは通信の利用量が少ない小学生と55歳以上の利用者向けのプランについて、対象を広げることなどを検討する方針です。
さらに、ソフトバンクはキャッシュバックの見直しや長期間、契約している利用者への優遇策を検討しています。

携帯電話料金 各社来月にも値下げプラン公表へ

 
これに加えて低容量通信プランの新設も期待されていますが、単純に現状から値下げというわけにはいきそうにありません。そこは強かな通信キャリア。努力したポーズを見せて利益を確保しようとするでしょう。

このままだと一括0円がなくなり(端末代は値上げ)毎月の料金は一部ユーザに少額の値引き(通信代はわずかな値引き)で決着してしまいそうですね。

私は実質0円はあってもいいと思いますし過度でなければキャッシュバックもやっていいと思っています。これ↓をやれば十分じゃないですかね。

 
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